【子育ては親育て】子から学び親として成長する3つのポイント

 

子どもを育てているようで、実は子どもに育ててもらっている

 

子育ては親育て

 

子どもと一緒にいると、そう感じることはありませんか。

 

子育てしていると、些細なことで動じなくなったり、子どもがいなかったときには縁がなかったような人と友だちになったり、世界はどんどん広がります。

反面、思い通りにならないことも増えて、自分の人間としての小ささを思い知ることも多いかもしれません。

 

思い通りにならない時こそ、子育ては親育て、と思い出して、自分を成長させるきっかけにできたらいいと思いませんか。

今回は子育てを通して親が人として大きく育つために意識したい3つのポイントをお伝えしたいと思います。

最近の子どもの魂は・・・

 

私は10年以上、『インナーチャイルド』を扱うヒーラーとしてたくさんの親子に関わってきました。

 

そして常々感じるのは、もし魂というものがあるとしたら、今に生きる多くの子どもたちの魂は、親の魂よりもずっとレベルが高いのではないか、ということです。

レベルが高い魂を持ってうまれた子どもは、色々なことをより深い部分から感覚的に理解していたり、知っていたりします。

親の成長をサポートするという目的もあって生まれてくる子もいます。

 

そういう子に限って、親の理解の範疇を超えていて、親を悩ませる存在だったりします。

 

しかし、子どもを通して成長することができれば、理解の限界を広げ、新しい世界を共に楽しく歩むことができます。

そんな魂を持つ子どもたちを前にしたときに、育てる、というよりも、育ててもらう、という意識でいた方が色々な学びを受け取りやすいのではないでしょうか。

子どもに新しい世界を案内してもらいましょう。

親育ての3つのポイント

子どもに親育てをしてもらっているという意識にプラスして、親育ての3つのポイントを知っておくと、より前向きに成長していきやすくなります。

特に子育てが思い通りにならない時こそ、3つのポイントを思い出してみましょう。

 

ポイント1 感情パターン

 

「なんでこの子はこんなに思い通りにならないの?!」と感情的になっているときこそ、意識したいポイント、「感情パターン」。

 

子育てにおいて感情的になるとき、子どもはあなたの感情パターンを教えてくれています。

子育てにおいて、どんな時に、どんな感情が出てきやすいでしょうか。

その時、どんな思いが湧いてきやすいでしょうか。

 

例えば、

(どんな時に)子どもがゲームに夢中で、自分のかける言葉を無視するとき、

(どんな思いが)「私のこと、バカにしてる?」という思いとともに

(どんな感情が)メラメラした腹の底から頭に突き抜けるような怒りが湧いてくる。

 

このような感情パターンに気づくことは自分を変えていくきっかけになります。

 

感情パターンが出てきたときに、色々な角度からパターンを見てみましょう。

 

・子どもは無視しようと思って無視していたのか?

・子どもの脳の性質上本当に聞こえていないだけということはないか?

・私のことを本当にバカにしてるのか?

・無視されるとバカにされている感じがするのはなぜか?

・本当にバカにされているとしたら、どんな気持ちになるのか?

 

子どもは親のもともと持っている感情パターンを気づかせてくれる存在です。

子どもが生まれる前はもっと穏やかだった、子どものせいで感情的になってしまうのだ、と思っている人も多いかもしれません。

しかし、もともと感情的になる要素を備えているからこそ、子どもによってその要素がわかりやすく刺激されているだけなのです。

 

子どもを通して自分の感情を波立たせる要素や感情が出てくるパターンを知っていきましょう。

 

もう一歩進むと、出てきた感情をつかまえて、キレイに流すこともできます。

その方法を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

 

ポイント2 善悪の価値観

これが正しい、これが間違っている、と善悪の価値観を沢山持っていると、非常に狭い世界で生きることになります。

 

例えば、学校の成績はよい方がいい、という価値観に生きていると、学校の勉強には全然興味はなく成績は最悪だけど、天才的な数学が才能があるという子どもの一面に気づかずに、勉強勉強をうるさく言い続けて子どもが勉強嫌いになり、結果的に持って生まれた能力を伸ばしてあげることができないかもしれません。

 

また、前の章で出てきた例は、人を無視するのは悪いこと、という価値観を持った人とも言えます。

そのような価値観を持った人がその価値観を子どもに押し付けると、子どもは人を無視することがいけないことと思い込み、いつも人目を気にして、人の声が聞こえないくらい夢中になって物事に取り組む、ということができにくくなるかもしれません。

 

多くの子どもは親の価値観を壊す存在です。

そして価値観の外に連れ出そうとしてくれます。

 

「こんなことダメに決まってる」

「これがいいのが当たり前でしょ」

そんな風に子どもに対して、いい悪いの価値観が出てくるときに、その価値観を疑ってみましょう。

価値観を疑うとは、正しい!と思っていることに対し、なんでもいいので反対意見をたくさん出してみることです。

 

例)人を無視することは本当によくないことなのか?

→ 無視したほうが円満にいくときもあるかも。

→ ストーカーなど、無視しないとヤバい人もいる。

→ 人を無視できるくらい人目を気にせず夢中になることもある。

 

たまには人を無視してもいいかも、くらい価値観が緩まると、子どもへのイライラが減ったり、人を無視しがちな人として今まで嫌っていた人と仲良くなったり、今までとは違った世界が広がるかもしれませんよ。

 

ポイント3 インナーチャイルド

 

ポイント1や2を見てきて、感情パターンや感情を波立たせる要素がわかっても変えることができなかったり、価値観を緩めようとしても難しい場合、ご自身のインナーチャイルドがその裏に加担している可能性があります。

 

例えば、子どもが自分の言葉を無視してゲームを夢中になってやっていることに対し、決してわざと無視しているわけではないし、こういうパターンで怒りの感情が出てきやすいと理解はしていても、どうしてもムカつく!!!と感情的になってしまう、という場合は、インナーチャイルドが関係しています。

 

自分の幼少期に似たようなことがなかったか意識をみけてみましょう。

同じようなパターンで、自分の親に自分が怒られたことはなかったでしょうか。

その時、自分はどのように感じたでしょうか。

寄り添うように、かつ客観的に、子どもの頃の自分の気持ちを探ってみてください。

 

軽いインナーチャイルドなら、その時の気持ちに気づくだけでも癒されることがあります。

インナーチャイルドが癒されると、無視されるとイライラする、など、どうしても変えられなかった部分が自然と変えやすくなります。

 

まとめ

 

子どもに育ててもらっている、という意識で子育てしていると、子どもは自分が認められていることを無意識に感じて、どんどんイキイキしてくるはずです。

親を成長させる、という目的を持って生まれた子どももたくさんいますから。

 

子育ては親育て、親も子どもも、一緒に楽しく成長していけたらいいですね。

楽しくない、落ち込むばかり、など、子育てにネガティブな気持ちのときは、ぜひ、3つのポイント意識してみてください。

 

 

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