【家族円満の秘訣!】スッキリ笑い合う家族になるための6つのコツ

あなたの家庭は『家族円満』ですか?

 

ピリピリしたり、トゲトゲしたり、ヒヤリとした空気感は流れていないでしょうか。

なんだか、モヤモヤして、煮え切らないような不満が漂っていないでしょうか。

心がしくしく痛むような、罪悪感にあふれていないでしょうか。

 

もちろん、悪い時ばかりではないかもしれません。

でもいい時は長続きしない。

 

理想は、家族の仲が良い状態がずっと続いていくこと。

家族それぞれが、スッキリして笑い合って、仲良く暮らしていくこと。

 

そんな家族関係に向かっていきたい方に、家族円満の秘訣3×2をお伝えしたいと思います。

 

私の生まれ育った家庭

 

 

秘訣をお伝えする前に私自身のお話をしようと思います。

 

私の生まれ育った家庭は、父親が威圧的、父親に逆らえない母親と子ども、という構成でした。

怒りのピリピリしたエネルギーやそれに怯えるビクビクしたエネルギーが飛び交い、父のいる空間は安心できる空間ではありませんでした。

母親は私に父に対する愚痴を吐き、過干渉で私に心配や不安のエネルギーを向けてくるのもべったりとして鬱陶しく、母親と一緒の時も居心地の悪さを感じていました。

 

家族で楽しく笑い合ったことはあったかなぁ。

たまにはあったかもしれませんが、そんな時も「この平和はいつまで続くんだろう」と懐疑的で様子を伺うような気持ちだったように思います。

 

理想の家庭を築こうとしたが・・・

 

そんな私が結婚しました。

夫は父とは違い、穏やかな人。

 

結婚したら安定した朗らかな家庭を気付けると思ったのも束の間、私の感情的なアップダウンが激しい上、夫に常に不満があってピリピリしていて、平和な時間が思ったより少ない。

妊娠したのを機に、このままでは生まれ育った家庭で私が苦しんだのと同じような思いを子どもにさせてしまうかもしれない、と思い悩むようになりました。

 

「自分は変わる!」と本気で決意し、『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを受けて、自分と向き合い始めました。

 

そしてあれから12年、あの頃私が思い描いた以上の家族円満が実現しているように思います。

なにより楽なのが、家族間に流れる空気感がスッキリしていること。

それぞれやりたいことをやってドライだけど、一緒にいるといつの間にか楽しく笑い合っている、というような関係です。

 

スッキリ笑い合う家族関係でいるための3×2の秘訣

 

ということで、12年の間に私が実践・実感した、家族円満の秘訣をお伝えしたいと思います。

 

初級・中級・上級と3つのカテゴリーに分けてお伝えするので、3×2と書きました。

3ステップに分けたのは、滞った家族関係を一気にスッキリさせるのはとても難しいことが多いからです。

着実に変化させるためには、段階を踏むことが大切です。

 

初級編

① 挨拶をする

挨拶は人間関係の基本です。

「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」など、伝え合うことは、人間関係をスムーズにする潤滑油のような役割をします。

 

喧嘩しても、自分や相手の機嫌が悪くても、挨拶を口にすることが大切です。

挨拶をすることで、家族間の滞って硬くなったエネルギーが柔らかくなる効果もあります。

 

② 「ありがとう」を言う

些細なことでも、当たり前にせず、ありがとうという感謝の気持ちを伝えることを習慣にしましょう。

 

子どもにイライラする時があっても、生まれてきてくれてありがとうと感じる時もあるはずです。

そういった瞬間を逃さずに、それを口にするのです。

 

ありがとうと言ってもらえてないんだから、こっちから言ったら負けだ、というような変な夫婦間のエネルギー的な争いがあるかもしれません。

しかし人間関係に勝ち負けはありません。

ありがとう、と言えば言うだけ、その感謝の心は広がって、周りの人の心を溶かしていきます。

 

初級の目指すところ

挨拶も「ありがとう」も人間関係の基本となるものです。

家族以外の関係ならちゃんとするのに、家族だからいい加減になることも多いものです。

しかしいい加減さは家族間のエネルギーを荒いものにします。

 

「ありがとう」「おはよう」「こんにちは」「いってらっしゃい」などの言葉には明るいエネルギーが感じられます。

言葉のエネルギーを使って、家族の空間をスッキリさせていくイメージで、「ありがとう」や挨拶を言ってみてください。

 

注意したいのは、まず自分から、ということ。

相手が言わなかったから言わない、ムカついたから言わない、ではなく、どんな時でも、「ありがとう」や挨拶を口にするようになっていくと家族の空気感が徐々に変わっていきます。

 

中級編

① 褒める

たいていの人は褒められると硬くなった部分が緩む感じになると思います。

なぜなら褒められると、自分の存在を認められる感覚、自分のことを受け入れられている感覚を感じられるからです。

 

ピリピリした家族関係だと、家族みんなどこか体も心も硬くなり、滞っています。

滞りがあると、イライラをぶつけたあったり、拗ねたり落ち込んだり、もういや!という気分になりやすくなります。

 

心をマッサージする気持ちで、夫(妻)や子どもを褒めることをやっていきましょう。

 

褒めるところなんて見つからない、という場合、あなたの心が硬くなっている可能性があります。

そういう場合はまず「自分を褒める」、ということを習慣にしていくことがお勧めです。

 

褒めるのが難しい!という方はこちらをチェック

 

② アイメッセージで伝える

ピリピリした家族の会話は、ユーメッセージが多くなる傾向にあります。

 

「早く片付けなさい。」 → 「(あなたが)早く片付けなさい」
「いつまでダラダラしてるの?!」 → 「(あなたは)いつもまでダラダラしてるの?!」
「何度も言わせないで。」 → 「(あなたが)(私に)何度も言わせないで。」

 

それに対し、アイメッセージとは【私】を主語にした言葉になります。

 

「早く片付けなさい。」 → 「片付いてないと、(私が)落ち着かない。」
「いつまでダラダラしてるの。」 → 「ダラダラしているのを見ると、(私は)心配になるの。」
「何度も言わせないで。」 → 「何度言っても聞いてくれないと、(私は)悲しくなるんだ。」

 

ユーメッセージには、相手を非難する気持ちや、相手をコントロールする気持ちが含まれています。

ユーメッセージを言われた相手は言葉の意味そのものよりも、メッセージに込められた非難やコントロールの方を察知し、反発しがちです。

 

「アイメッセージ」だとただ自分が想っていることを伝えるだけで、その後どうするかは相手の選択に委ねられます。

人は何かを強制されているように感じると、ピリピリしがちです。

反面、選択が自分にゆだねられていると、自分で考えて自分の意思でスッキリ行動できるようになります。

 

またアイメッセージで伝えようとすると、自分の気持ちを深く知ることができます。

例えば、どうして家族に部屋を片付けて欲しいと思うのか?

その裏には、片付いてないと、居心地が悪いという気持ちがあるかもしれません。

だとしたら自分で片付ければいい話です。

そこでさらに深掘りすると、私だけ片付けていると不公平のような感じがして悲しい、何度言っても片付けてくれない家族に自分が蔑ろにされている感じがしてイライラする、という自分の本音が見つかったりします。

 

案外、本音を話した方が、非難やコントロールなどの余計なエネルギーが乗ってないので、スッキリ家族に伝わったりします。

 

さらに詳しくはこちら

 

中級の目指すところ

初級は家族の表面的なエネルギーをスッキリさせることを意図していましたが、中級はそれより深い部分をスッキリさせることを意図しています。

 

そのためには家族とのコミュニケーションをポジティブなものにしていくと同時に、ポジティブになりきれない自分の心に気づいていくことをしていきます。

 

家族関係をよくしようと無理にポジティブになろうとすると反動が大きく、一気にピリピリムードに逆戻り、なんてことも起きがちです。

相手を褒めることの難しさ、アイメッセージで伝えることの難しさも受け入れながら、トライしていきましょう。

 

上級

①「明日死ぬとしたらどうする?」という問いを常に意識する

明日死ぬことがわかっていたら、目の前の家族とどう過ごしたいですか?

 

意地を張ったり、イライラして当たったり、なんとなく本音を言えなかったり、そんな家族の空気感をピリピリさせるようなことはやらないのではないでしょうか。

 

私たちはなんとなく、明日も明後日も、ずっと同じような日々が続いていくと錯覚しています。

でもほんとは、次の瞬間にも死んでしまうことができる存在なのです。

突然、自分が死ぬこともあるし、家族の誰かが死んでしまうこともあります。

 

明日死ぬとしたら家族とどう過ごすか、目の前の家族にどう声をかけるか、リアルにイメージして、そこに向かっていくことで、悔いのない人生を生きることができます。

明日死んでも悔いを残さないように生きるという決意は、あなたの周りの空気感をもスッキリシャキッとさせる効果があります。

なぜなら、それが本気で生きる、ということだからです。

 

② やりたいことをやる

あなたはやりたいことをやっていますか?

家族がいるならやりたいことは少なからず我慢するのが普通でしょ、と思っていませんか?

 

もしそうだとしたら、あなたは心から満たされている状態とは言えません。

人は満たされていない状態だと、感情的になりやすかったり、揉め事やうまくいかないことを引き寄せやすくなります。

すると家族のために我慢しているのに、その我慢が家族を不幸せにするという悪循環が起きてきます。

 

明日死ぬとしたら、きっとやりたいことをやりますよね?

 

いきなり1週間の旅行に行ってくる、はハードルが高いかもしれませんが、飲みたかったスペシャリティコーヒーを飲んでみる、夕食は自分の食べたいものをメインで作ってみる、思い切って朝寝坊してみる、など、ハードルが比較的低いところからやりたいことをやってみましょう。

 

やりたいことをやっている人からは、輝くようなエネルギーが発せられます。

その明るいエネルギーは、ピリピリした空気感をさっと祓ってくれます。

自分が変わると、周りも変わるんだ、と実感するかもしれません。

 

上級の目指すところ

エネルギー的観点から言うと、自分が満たされることでそれが家族に広がっていきます。

 

でも人はインナーチャイルドなどの影響により、他人軸で生きることが板についてしまっています。

家族がこうだから、私はこうなんだ、というような発想をしがちです。

なので、自分に思い切りフォーカスすることを上級としています。

ここができるようになると、自分軸で生きることができるようになっていきます。

誰といても揺らぐことのない幸せは、自分軸で生きることで可能になります。

 

まとめ

 

 

3×2の秘訣をお伝えしましたが、家族生活の中で取り入れられそうでしょうか。

初級・中級・上級としましたが、やりやすいところからやっていっても大丈夫です。

 

私自身は息子が生まれて12年かけて、上に挙げた6つの秘訣を試してきました。

最初は、「ありがとう」や挨拶の言葉から。

そして息子がまだ小さく、ピリピリしながら非難やコントロールのエネルギーを乗せたユーメッセージをつい言ってしまいそうになる時期は、アイメッセージで伝えることを意識してました。

すると、言葉の裏側にある自分の本音に気づけるようになっていきました。

 

また私は息子は簡単に褒められるんですが、夫を褒めることは苦手でした。

でも夫を褒める時に感じる違和感を観察すると、自分自身が満たされていないのに相手が満たされてしまうのが悔しい、という想いがあることに気づき、やりたいことをやって自分を満たしていく大切さに気づいたりしました。

 

そうしていくうちに、自分がやりたいことをやっている方が、家族間に流れるエネルギーがスッキリと心地よくなることを深く実感したのです。

 

そして私は今、ヒーラーとして、家族の幸せのためには、まず自分自身が幸せになることが大切だということをいろいろな観点からお伝えしています。

あなたの幸せに、私のサポートが必要だと直感されたときはいつでもご連絡くださいね。

 

 

 

 

 

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