【親子関係がうまくいかない】そんなときは縄文流子育て!

 

親子関係がうまくいかない、そう悩むことはないですか?

 

・ 子どもがいじけたり、すねたりして、素直じゃない

・ ついカッとして感情的に叱ってしまう

・ うまく親子間コミュニケーションがとれない

 

などなど、親子関係の悩みは色々あるかもしれません。

 

たくさんの便利なものに囲まれ、ネットで気軽にいろんな情報に触れることができる現代なのに、親子関係の悩みに苦しむ人は昔よりもずっと多いように思います。

 

そんなときは、縄文流子育てを意識してみませんか。

 

縄文時代は争いがない平和な状態が一万年以上も続いた、世界にも例をみない奇跡的な時代なのです。

 

そこに生きる個人個人は、もちろん平和だったに違いありません。

 

個人の平和は家族から育まれます。

 

そんな縄文時代に生きた家族の子育て、縄文流子育てが、今の時代の子育てのヒントになると思います。

 

 

なぜ今、縄文流子育てなのか

 

 

縄文流子育てと書いていますが、縄文時代を知る当時の文献などは一切ないために、その時代に生きた人たちがどのように生活してきたかは、遺跡などから想像するしかありません。

 

しかし平和な時代であったことは、縄文人の遺骨から推測されています。

 

山口大学と岡山大学の共同研究グループの発表によると、縄文人の人骨2,582点のうち暴力により死亡した人は1.8%、他の国の先史時代の暴力死亡率10数%比べ、1/5以下だそうです。

 

研究グループは戦争は人間の本能に根ざした運命的なものでなく、環境・文化・社会形態などのいろいろな要因によって左右される、とも述べています。

 

縄文時代は食糧が豊富な、とても豊かな時代だったとも言われています。

だから、食料をめぐって争う必要はなかったのも、平和な時代が続いた理由の一つでしょう。

 

もちろん、現代だって、特に日本で生きていたら、食料をめぐって争う必要はありません。

食料を探して歩き回る必要はなく、また食料は捨てるほどあり、蛇口をひねればすぐ飲み水が出て、スイッチをつければすぐ明かりがつきます。

 

どんどん便利になっているのに、反対に心の余裕はなくなっていっている。

 

でも裏を返せば、縄文時代と同じように生きるための資源は豊富な現代において、縄文時代の精神性から学べば、平和に暮らしていけるのではないでしょうか。

 

縄文流子育て、私の経験

 

 

プロフィールにもあるように、私は疲れやすい上に、感情のアップダウンが激しく、どこにも居場所がない感じ、孤独感を常に抱えていました。

 

そんな状態で妊娠して、まず思ったのが、(このままじゃ自分の子育て、やばい)ということでした。

 

イライラが溜まると、夫をヒステリックに攻撃するパターンを繰り返していたので、子どもが生まれたら子どもにも同じようにやってしまうイメージが、ありありと浮かんできたからです。

 

そこで、Webを見て直感でピンときた、胎児期から成人するまでについた心の傷や満たされなかった思い、『インナーチャイルド(およびバーストラウマ)』を扱うというヒーリングを受けることにしました。

 

このヒーリング、どうやら縄文時代の知恵をもとにしているらしい、とは知っていましたが、特にその時は縄文時代を意識することはありませんでした。

 

そして縁あって自分でも同じ縄文時代の知恵を使ったヒーリングを提供しつつ、一人息子がのびのびと息子らしく成長していけるような子育てを志して今があります。

 

息子はもうすぐ13歳、色々悩むこともありましたが、なんか、日々平和なんですよね♪

ギスギスすることは滅多になく、家族でただ自然に笑い合う毎日。

 

縄文に由来のあるヒーリングを提供するうちに、平和な縄文のエネルギーと繋がってきたのかもしれません 笑

(しかも、縄文にインスピレーションを受けた農業もしている)

 

その真偽はともかく、私の日々意識していることって、縄文時代の子育てともつながるのではないかと思っています。

 

そんな縄文流子育てのエッセンスを次から紹介していきます。

 

縄文流子育て ① 対等で平等

 

 

縄文時代にはリーダー的存在はいても、支配する人ー支配される人というような階級社会ではなかったそうです。

そう、平和の基本は、一人一人が対等で平等であることです。

支配者ー被支配者で構成された社会は、いつか破綻します。

なぜなら、被支配者に不満が溜まっていき、それがいつか爆発するからです。

 

子どもを対等に平等に扱うこと、それが縄文流子育て。

 

(何もわからない子どもなんだから親の言うことを聞きなさい!)、という立ち位置で子どもと接するのは、これは対等で平等とは言えません。

そういう立ち位置の親に対して、子どもはストレスをため、反発しがちです。

大きくみると、支配者ー被支配者の関係になるからです。

 

もちろん、今生で生きてきた年数は親の方が長く、子どもより親の方が知っていることは山ほどあるでしょう。

でもだからって、親の方がいつも正しいとは限りません。

 

時代は大きく変化しています。

親が生きてきた時代に正しかったことは、今の時代、これからの時代に当てはまるとは限りません。

子どもたちの方が、今の時代の流れを感覚的につかんでいる可能性が大きいのです。

 

子どもと、対等に、平等に、いれてますか?

また、子どもと対等に、平等にいる自分は、どんな感じがするでしょうか。

 

縄文流子育て ② 必要以上に干渉せず、相手を尊重し、ゆるやかにつながる

 

 

徳島県にある海部町(旧)は、日本一自殺率が低い町です。

つまり自殺まで追い込まれるような人が非常に少なく、生き心地いい町ということでしょう。

この町は、実は縄文の思想の影響を受けていると言われています。

 

この町は、誰かに強制されることを嫌い、上下関係がない、ゆるくつながるコミュニティが特徴的なのだそうです。

 

そう、自分のテリトリーに無遠慮に人に入ってこられるのは、心地悪いですよね。

 

それは親子関係でも同じです。

 

でも、現代の日本では、親がやたらと子どもに干渉してくることが増えているように思います。

 

いや、子どものために、っていう気持ちがベースになっている干渉がほとんどであることは確かでしょう。

 

でもそれは本当に、子どものためなのでしょうか?

また、あなたが干渉することが子どものためになっていることがどうしてわかるのでしょうか?

本当は自分の不安を解消するために、子どもをコントロールしようとしているのではないでしょうか?

 

また必要以上に干渉されることに慣れた子どもは、やってもらうことが当たり前になり、自分でものを考えることができなくなります。

そして、社会に出て、独り立ちしたときに(自分はどうしたらいいの?)(どうしたらいいか誰か教えて!)という気持ちになりやすく自分に自信が持てません。

 

縄文時代にそんな子育てをしていたら、子どもは生きていけませんよね。

常に大自然に囲まれて生きていくわけですから、自分の感覚が頼りです。

 

子どもに必要以上に干渉せず、子どもを尊重し、ゆるやかにつながる。

いかがでしょうか?

そういう親子関係になれていますか?

 

縄文流子育て ③ 自分の感覚を信頼する

 

 

縄文時代は深く豊かな大自然に囲まれて生活していました。

 

大自然を前に、マニュアルは通用しません。

自然は常に変化しているからです。

 

なので、自分の感覚を研ぎ澄まし、それを信頼することが大切です。

 

現代は情報に溢れています。

もちろん、子育てに関する情報だって、山のようにあります。

 

でも、なかなか情報通りにうまくいかないことが多いように思います。

特に子育ては。

 

なぜなら、子どもは一人一人、全く違った存在で、しかも常に変化しているからです。

頭で考えて処理するにはキャパオーバーなわけです。

 

だから、感覚を使うことが必要です。

 

この子はこのままで大丈夫なのか?

 

情報で処理しようとして(この子はわがままだから出たら苦労するからやばい)(このままの成績じゃどうせいい大学行けない)みたいな気持ちになっても、感覚でキャッチしようとすると、(あ、この子はなんとなく大丈夫な気がする)と気づけたりします。

 

反対に、成績もいいし、聞き分けがいいし、将来安泰、って気持ちになっても、感覚でキャッチしようとすると、(あ、この子は今、心に問題を抱えていそうな気がする、じっくり話を聞いてあげる時間が必要かも)と事前に子どもからの見えないSOSに気づけたりします。

 

私は12年以上、多くの子育て中にヒーリングを提供してきていますが、感覚を使って子育てしている方はとても少ないですね。

自然が少ない生活環境、知識を詰め込む教育などの影響が大きいと思います。

 

また子どもの頃の自分の素直な感覚を親から否定されたために閉じてしまった方も多くいます。

例えば、朝お腹が空いてないのに、「朝食はしっかり食べるのが正しい」と親から言われ続けたら、自分の感覚が間違っている、として閉じてしまうのです。

 

そして、感覚ではなく、頭で子育てすると、子どもの感覚を認めなくなります。

すると、子どもは自分を否定されたように感じ、どんどん自分の感覚も心も閉じるようになっていきます。

 

反対に、自分の感覚を信頼して子育てができるようになると、子どもの感覚も認められるようになってきます。

それが、子どもの深い部分からの自己肯定感につながるのです。

 

そんな親子関係がうまくいかないわけがありません。

 

縄文流子育てを実践するには

 

縄文流子育てのキーワードは以下です。

 

①  対等で平等

② 必要以上に干渉せず、相手を尊重し、ゆるやかにつながる

③ 自分の感覚を信頼する

 

親子関係がうまくいかない、と悩む方は、時々、このキーワードを思い出すといいかもしれません。

 

また、悩んだときは、(こんなとき、縄文人ならどんなふうに子どもと接するんだろう?)と感じてみるのもいいかもしれませんね。

深刻に考え込まずに、ちょっと遊び感覚でやってみるのがおすすめ。

 

なぜなら、深刻に考え込んでいるときは、感覚が使えないからです。

 

そう、縄文流子育ては、何より『感じる』ことがポイントです。

 

思考優位になっているときは、余裕がありません。

余裕がないと、感情的になって、同じようなパターンを繰り返しやすいです。

そして余裕がないと、親子関係がうまくいくアイディアも湧いてきにくいんです。

 

なので、ちょっと余裕がない、というときは、自然の中に行ってみてください。

できれば大自然がいいですね。

もし難しいなら、近所の土手とか、公園とか、花が咲いてる空き地とかでも構いません。

 

自然の中にいると、自分の感覚、感じる力が戻ってくるのを感じるかもしれません。

 

まとめ

 

 

私の息子の子育て12年を振り返ると、自然に縄文流子育て①②③を実践しようとしてきたなと感じています。

 

①②③からズレている自分に気づいたときは、どうしてズレてしまったんだろう?と自分を深く探っていくことをしました。

 

すると大抵、自分の子どもの頃、親から対等に扱われなかったり、干渉されすぎていたり、親から自分の感覚を否定されたことに行きあたったりしました。

 

親からされたことを自然としてしまったり、親からされたことで傷ついた心がネガティブなパターンを引き寄せてしまうんだな、と実感しました。

 

親から子どもへ、ネガティブなパターンを連鎖させずに、子ども本来の『生きる力』を育むためにも、縄文流子育て、意識してみてくださいね♪

 

 

 

縄文由来のインナーチャイルドを扱うヒーリングの詳細はこちら

 

 

 

 

 

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