・感情的に怒ってしまった
・子どもが嫌がっているのに、ネチネチ言うことが止まらない
・子どもに優しく対応する余裕がない
そんな時「私って子どもの心を傷つけていないだろうか」と不安になることはありませんか?
私は、10年以上、子育てに悩む方たちにセッションを提供してきていて、『子どもの心に傷をつけない子育て』(子どもに『インナーチャイルド』をつけない子育て)、を提唱しています。
子どもの頃に受けた心の傷って、大人になっても残り続け、子どもの人生にネガティブな影響を与え続けるからです。
でも心の傷って目に見えませんよね。
子どもの心に傷をつけない子育てってどうやっていけばいいのでしょうか。
子どもの心に傷をつけない子育てに興味がある方のために、その一番大切なポイントをお伝えしようと思います。
この記事の目次
子どもの心に傷がつく原因は
子どもの心に傷がつく原因は多岐にわたりますが、主なものには以下のようなものがあると考えられます。
・家庭内の問題
家庭内暴力、親の離婚、愛情不足、過度な期待や厳しいしつけなど、家庭環境が安定していない場合、子どもは心に傷を負いやすくなります。
・いじめ
学校やSNS上でのいじめは子どもの心に深い傷を残し、自尊心や自信を大きく損なうことがあります。
・勉強のプレッシャー
学校の成績や受験などに関連する過度なプレッシャーは、子どものストレスとなり、精神的な負担を引き起こすことがあります。
・友達との関係
友達関係の悩みや孤立は、子どもの心に深い影響を与え、自己評価の低下や孤独感を感じさせることがあります。
・身体的または性的虐待
身体的または性的な虐待は、子どもの心に深刻なトラウマを残すことがあります。
・差別や排除
人種、性別、宗教、障害などの理由で差別や排除を受けることも、子どもの心に傷をつける原因となります。
もちろんこれらの原因は、子どもの年齢、性格、周囲の環境などによって影響の度合いが異なります。
子どもの心に傷がつきにくくなる家庭環境の重要性
子どもの心に傷がつく原因を挙げましたが、家庭環境以外の要因だと、親はどうしようもないこともあるでしょう。
ただ、子育てによって、子どもの心に傷がつきにくくなるようにすることは可能なように思います。
例えば、『自己肯定感』
自己肯定感とは、自分自身を価値あるものと感じ、自分の能力や存在を肯定的に受け入れることを指します。
自己肯定感が高い子どもは、困難やストレスに強く、心が傷つきにくい傾向があります。
自己肯定感が高い子どもは、自分自身の価値と能力に自信を持っており、この内面的な強さは、外部からの否定的なフィードバックや批判に対して、彼らを守るバリアとなるからです。
また困難やストレスの状況に直面したときも、いつか乗り越えることができる、というポジティブさを持っています。
なので、家庭内で子どもの自己肯定感を育むことができれば、子どもは無用に傷つくことが少ない、明るく自由な人生を歩むことができるでしょう。
子どもの心に傷をつけずに子育てするための7つのポイントとは
とは言っても、これを読んでいただいている方々は、むしろ親である自分が子どもの心に傷をつけていないかと心配になっている方も多いかもしれません。
ここでは子どもの心に傷をつけずに子育てをするための、一般的によく言われているような7つポイントをご紹介しましょう。
1. 愛情を持って接する
子どもへの愛情を積極的に表現しましょう。
愛情を感じることは、子どもの心の成長にとって非常に重要です。
2. 聞き手になる
子どもが何を話していても、真剣に耳を傾けてあげましょう。
子どもの話を尊重し、理解しようとする姿勢が、子どもの自己承認感や自己肯定感を育みます。
3. 肯定的な言葉を使う
子どもに対して肯定的な言葉を使い、できたことや頑張ったことを積極的に褒めましょう。
否定的な言葉や厳しい叱責は、子どもの心に傷を残す原因になります。
4. 一貫性のあるルールを設ける
子どもが安心して成長できるよう、一貫性のあるルールや境界線を設けましょう。
ルールは厳しすぎず、子どもが理解しやすいものがよいでしょう。
5. ストレス管理をする
親自身のストレス管理も重要です。
親がイライラしていると、その感情が子どもに伝わりやすくなります。
自分自身の感情をコントロールし、冷静に対応できるよう心がけましょう。
6. モデルとなる行動を示す
子どもは親を見て学びます。
したがって、親自身が理想とする行動を模範として示し、正直さ、思いやり、尊敬などの価値を身をもって教えましょう。
7. 許容する
子どもが間違いを犯したときは、それを学びの機会として捉え、理解を示しましょう。
完璧を求めず、子どもが成長する過程での失敗を受け入れてあげましょう。
そんなの無理!と思われる方の共通点
7つのポイントを読まれて、「そんなのわかってるけど無理だよー」「全然できてない!」と思われたなら、この記事はあなたのための記事です!
そう、日常的に肉体的な暴力をふるう、完全に放置している、などの誰からみてもわかりやすい虐待をしているわけではない。
でも、ストレスでイライラして感情コントロールが効かない時がある、
子どもの失敗や間違いについ厳しくなってしまう、
子どもの話を聞けてないことも多く罪悪感、
愛情が十分なのかよくわからない、
理想とする行動規範なんてとても示せてないし、むしろ真似しないでほしいところだらけ・・・
そして、時々垣間見る、子どもの傷ついたような顔に、親としての自分に自信がなくなる。
子どもの心の傷が気になる方は、そんな方が圧倒的に多いのではないかと思います。
子どもの心に傷をつけないようにする手段やポイントはよくわかっていて、自分もそうなろうと努力している。
でも、そうなれない自分に自己嫌悪。
『なんで、親としてちゃんとできないの?!』
実は子どもの心に傷をつけたくない!と子どもの心に傷をつけない子育てを目指す方には共通点があります。
その共通点を知ることで、子どもの心に傷をつけない子育てのための心のベースを整えることができます。
それは・・・、自分自身も子どもの頃、親から心を傷つけられたという経験があり、その心の傷がまた癒えていないことです。
(癒えていない心の傷のことを、ここでは『インナーチャイルド』と呼ぶこともあります)
親の子ども時代の心の傷が子育てに与える影響
自分も子どもの頃、親の態度や言動、親とのコミュニケーションの中で傷ついた経験をした。
だから、自分の子どもが、当時の傷ついた自分と同じような想いや感覚をしているような気がして、当時の想いや感覚がリアルによみがえり、胸が苦しくなるのです。
それは子どもに対する罪悪感となります。
それが、「子どもの心に傷をつけたくない!」という発想につながります。
自分の子ども時代の心の傷が癒されていないと、子育てにおいて様々なネガティブな影響を及ぼす可能性が高いです。
子どもの心に傷をつけずに子育てするための7つのポイントを例に、そのネガティブな影響について例を挙げてみます。
1. 愛情を持って接する
← 親から不安なく十分に愛されたという実感が薄いので、自分の中の愛情に自信が持てません。
2. 聞き手になる
← 子どもの頃十分に話を聞いてもらえた経験が少ないと、子どもの話を聞いていると当時の未消化な感情がよみがえり、ソワソワしたり、話をさえぎったりする可能性があります。
3. 肯定的な言葉を使う
← 自分の育った家庭環境が肯定的な言葉が日常的に使われていなかった場合、肯定的な言葉を常に使うことは難しいと感じるかもしれません。
肯定的な言葉を使っていると、なんだか嘘くさく思えることもあります。
4. 一貫性のあるルールを設ける
← 自分が子どもの頃、親の機嫌次第でルールが変わるようなことがあったり、厳しすぎるルールがあった場合、一貫性のあるルールや境界線を設けるのが難しくなります。
5. ストレス管理をする
← 子どもの頃の「ありのままのあなたで大丈夫よ」と親から自分の存在を肯定されてきた感覚が薄かったり、「ダメな子ね」などと直接的にも間接的にも伝えられてきた場合、強い自己否定感と未消化のネガティブな感情を抱えるようになります。
すると、自己否定感はストレスの元となり、常にストレスがあるような状態を生み出し、ストレス管理が十分に機能しない場合もよくあります。
6. モデルとなる行動を示す
←子どもは親を見て学ぶといいますが、自分も親の行動を無意識のうちに模倣してしまい、子育てにおいて無意識にその言動・行動が出てしまったりします。
7. 許容する
←自分が子どもの頃、親から失敗や間違いを責められたり、十分に許容されていなかった場合、自分の子どもに対しても、許容が狭くなってしまうことはよくあります。
子どもの心に傷をつけない子育てのために一番重要なこと
なので、子どもの心に傷をつけない子育てのために一番重要なことは、「親自身が自分の心の傷を癒していく」ことです。
そうすることで、自分の親や育った家庭環境からの呪縛から解き放たれ、ストレスが少ない、自分らしい楽しい子育てができるようになります。
では子どもの頃の心の傷はどうやって癒していけば良いのでしょうか。
まずは、子どもの頃の自分の心の傷に気づいていくことが大切です。
親から感情的に怒られて嫌だった、というわかりやすいもののこともあれば、ほんの些細なこともあるかもしれません。
<例>
・母親が疲れた顔でため息をつくのを見ると、責められているようで苦しかった
・父と母が言い争う声を聞くと、耳を塞ぎたくなった
・下の妹と仲良く喋っている母を見ると、疎外感を感じて寂しくなった
もしどんなことで傷ついたのかよく覚えていない、という場合は、あなたが自分の子どもの心を傷つけていないだろうか、と気になる場面を思い出し、何か自分の子ども時代に関係することがなかったか探ってみましょう。
傷ついたシーンを思い出したら、(あれは私が悪かったんだ)などと一切ジャッジせずに、その時の自分の想いと感情を受け止めてあげます。
この時、思考は働かせずに、感覚にだけ意識を向けるのがコツです。
お腹に重い感じがする、胸がキュッとなる、などの感覚が湧いてきたら、じっとその感覚に意識を向け続けましょう。
そうすることで、徐々に心の傷に治癒のエネルギーが注がれていきます。
ちょっと難しいって場合は・・・
ただ、深い心の傷は特に、思い出すのが辛すぎるため、潜在意識の奥深くにしまい込んでる場合も多かったりします。
心の傷をなかなか思い出せなかったり、思い出しても同時の感覚の実感が薄かったり、反対に飲まれてしまうほどの感情が湧いてくる場合は、心の傷の専門家に依頼した方が短期間で深い癒しが可能になる場合も多いです。
心の傷は心理学的に『インナーチャイルド』と表現される場合が多いです。
『インナーチャイルド』『癒し』と検索すると、いろいろな情報が出てくるので、参考にされてみてもよいかもしれません。
専門家に依頼するメリットは、
・自分では気づかないような深いトラウマを扱える ・自分でやるより早い ・人のサポートがあった方が続けやすい
などがあるでしょう。
反対にデメリットは、
・お金がかかる ・セラピストと相性が合わない場合もある ・セラピストの能力次第の場合もある
などがあると思います。
私は2009年から『インナーチャイルド』を扱うヒーリングをたくさんの子育ての悩みを抱える方に提供しています。
短期間で根本的な変化を求める方におすすめなので、興味がある方はこちらのページをご覧ください。
では心の傷『インナーチャイルド』が癒されるとどのように変化する可能性があるのか、例を挙げてみましょう。
・感情の波が穏やかになってくる。
・感情的になっても以前のように持続せず、切り替える時間が早くなる。
・子どもの心に傷をつけてしまっているかどうかが気にならなくなるほど軽やかでいられる時間が増える。
・心の傷になっていたとしてもこの子は大丈夫、と子どもを深く信頼できるようになってくる。
・子どもと一緒に、無邪気に楽しめる時間が増える。
・自分は自分で大丈夫、と無条件に信頼できるようになってくる。
・今自分は子どものために何をしたらいいのか、感覚的にわかるようになってくる。
まとめ
親自身が自己理解と癒しを深めることで、子育てにおいてより健全でポジティブなアプローチを取ることができます。
親が自分らしく楽しく生きていたら、子どももそれをモデルにし、ありのままの子どもらしく楽しく生きていきます。
子どもの心の傷をつけない子育てを目指すなら、まず自分の心の傷を癒すという自分育て。
そのためにはどうぞ怖れずに自分の過去と向き合っていきましょう♪
もし自分一人では難しそうっていう方はご相談くださいね。
どんな悩みにでも丁寧に寄り添います。
あなたの大きな変化をサポートできたら嬉しいです。
■ 『インナーチャイルド』を扱うヒーリングの詳細はこちら
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