【母親のヒステリックは遺伝する?】親のようになりたくない!ヒステリックな自分を変える方法

 

この記事ではこんなことがわかります

・ヒステリックな母親の特徴とは
・なぜヒステリックな母親に育てられるとヒステリックになりやすいのか
・親のようになりたくない場合どうしたらいいのか

 

 

イライラすると、すぐヒステリックになってしまう。

 

やめたいのに、やめられない。

 

まるで、子ども時代の自分の母親がのりうつったみたい。

 

 

ヒステリックって遺伝するの?

 

私のこの性格は変えられないの?

 

 

ヒステリックな性格に悩んでいる方へ、ヒステリックな性格が遺伝するかどうか探究しながら、ヒステリックな性格を変えていく方法を提案したいと思います。

 

ヒステリックな母親の特徴

 

ヒステリックな性格は、怒りの感情の表現が過剰であり、一般的には不安やストレスに対して強い反応を示します。

 

そして感情のコントロールが難しいという特徴もあります。

 

 

以下にヒステリックな母親の特徴を挙げます。

 

 

 

① ある程度怒りを発散するまでヒステリックな衝動を止められない

 

② 過去に起こったことまで芋づる式に引っ張り出して怒る

 

③ 怒っている時は「自分は被害者!」という意識が強い

 

④ 些細なことで怒り出す時もよくある

 

⑤ 体調が悪いと怒りを爆発させやすい

 

⑥ 子どもがダメージをくらうまで、徹底的に追い詰めてしまうことがよくある

 

 

 

ー 【怒りが止められない】ヒステリックな母親の6つの特徴と5つの心理的要因 より抜粋

 

親からの遺伝と性格

 

 

遺伝は生物学的な特徴や性格の伝達を指し、親から子へと遺伝子が受け継がれます。

 

母親のヒステリックな性格は、ある程度は遺伝的な要素が関与する可能性があります。

 

最近の研究では、遺伝子が人間の性格に50%ほど影響を与えることが示唆されています。

 

 

ただ、50%の影響といっても、性格に関わる遺伝子は、父親と母親、それぞれの遺伝子が半分ずつランダムに伝わります。

 

両親のいずれとも、異なる遺伝子の組み合わせになるわけですから、遺伝の影響を受けたとしても、全く同じようになるということはありません。

 

 

また、ヒステリックな性格そのものが特定の遺伝子によって決まるわけではなく、複雑な環境要因も影響すると専門家は指摘しています。

 

母親のヒステリックな性格はある程度は遺伝的な要素が関与する可能性もありますが、それが全てではないということですね。

 

ヒステリックな母親に育てられるとヒステリックになりやすい?

 

私自身は2009年から、潜在意識の深い部分にある子ども時代の心の傷『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションを提供しています。

 

『インナーチャイルド』は親との関係性の中で傷ついた出来事で生じることが多く、物理的な傷のように自然に癒されることはほとんどないため、人生の色々な面でネガティブな影響を及ぼします。

 

 

具体的には『インナーチャイルド』が大きいことにより性格や性質に以下のような影響を及ぼす可能性が大きいです。

 

 

・怒りや落ち込み、将来への不安など、湧き上がる感情のコントロールが難しい

 

・自己否定感が強く、ネガティブ思考でストレスがたまりやすい

 

・どうしても自分で自分を変えられない部分がある

 

・人間関係において同じようなパターンを繰り返してしまう

 

・心からの幸せを感じにくい

 

 

ヒステリックな親の元で育つ子どもは、必然的に『インナーチャイルド』が大きくなりやすいです。

 

そりゃそうですよね、大好きな親に、理不尽なことで怒鳴られることは、子どもにとっては自分の存在そのものを否定されるような出来事です。

 

当然、『インナーチャイルド』が生じるきっかけとなるような出来事は日常茶飯事に怒ります。

 

 

自己否定感は強くなり、自分に自信がないため、リラックスできずにストレスが抱えやすくなります。

 

もちろん心からの幸せは感じにくいです。

 

 

そしてヒステリックな親の前に、大抵の子どもは無力でなすすべがないので、どんどん怒りや悲しみなど、ネガティブな感情が溜まっていきます。

 

常に生きづらさを感じているので、ちょっとしたことでも(攻撃された)(馬鹿にされた)と勘違いして反応してしまい、感情を爆発させてしまうことはよくあります。

 

 

また、子どもは無意識に親の言動や行動を真似るものです。

 

日本語を話す親の子どもは自然と日本語を話しますよね。

 

なので、親のヒステリックな言動や態度を前に、(こういうときはこんなふうに反応するもんなんだ)と無意識にインプットされてしまうのです。

 

 

ヒステリックな親に育てられると、「『インナーチャイルド』が大きくなる」「ヒステリックな親の言動や態度が無意識にインプットされてしまう」ために、ヒステリックになってしまいやすい傾向は大きいと思います。

 

もちろん、ヒステリックな親に育てられた人がみんなヒステリックになるわけではありません。

 

ただ、ヒステリックにはならないが落ち込みの感情がひどい、感情的になる人を引き寄せやすい、常に人の顔色をうかがってしまう、など、幸せを感じにく人生を送りやすいように思います。

 

 

ヒステリックになりたくない!どうしたらいい?

 

ヒステリックな親に育てられ、自分もヒステリックになってしまう時が多いという場合、自分自身を変える方法は残されていないのでしょうか。

 

もちろん、親から受け継いだ遺伝子は変えられません。

 

でも、『インナーチャイルド』は癒していくことで、その影響を減らしていくことができます。

 

具体的には、自分を自分で変えやすくなったり、感情の波が穏やかになったり、リラックスして幸せを感じる時間が増えたりします。

 

 

では、どうやったら『インナーチャイルド』を癒していけるのでしょうか。

 

2つの方法をお伝えしますが、最優先でやってほしいのは最初にご紹介する①です。

 

① 最優先で自分を大切にしよう

 

 

ヒステリックになってしまう人が最優先でやった方がいいことは、自分を大切にすること、なんです。

 

なぜなら、ヒステリックに感情を爆発させなければならないくらい、深く深く、傷ついているからです。

 

 

『インナーチャイルド』は心の傷。

 

扱うためには、痛む傷と向き合う必要があります。

 

なので、余裕がないと、なかなかできないんですよ。

 

 

イメージしてみてください。

 

 

深く傷ついて、威嚇してくる動物がいます。

 

傷を手当しようにも、傷を触られるのが嫌で、近寄らせてもらえません。

 

そういう時は、動物にやさしくしたり、心地よい環境を整えて安心してもらったり、美味しいご飯をあげたりするじゃないですか。

 

そうすることで、心を許してもらって、傷を触ることができます。

 

 

ご自身を、深く傷ついていて、なにかとすぐ威嚇してくる動物、と捉えてみてください。

 

 

シャーーーーーッ (笑)

 

 

さぁ、たくさん甘やかしてあげましょう。

 

好きなものをあげましょう。

 

心地よくしてあげましょう。

 

 

あ、そのためには、自分は何が好きなんだろう、何を心地いいと感じるんだろう、と真剣に考えてあげなくてはいけません。

 

そうやって、ご自身のために色々考えてあげるのも、自分を大切にすることです。

 

 

また、(小さい頃にしたくてもできなかったことをしてあげる)というのは、自分を大切にしつつ、『インナーチャイルド』を癒していく方向に働きます。

 

 

小さい頃、あなたはほんとは何をやりたかったでしょうか?

 

 

1日中、ゴロゴロして漫画を読んでいたかった!なんて出てくるかもしれせん。

 

イチゴを1パック、全部自分で食べ切る、なんて出てくることもあるかもです。

 

 

もし可能なら、やってあげてみてください。

 

 

② 子どもの頃に感じていた気持ちや想いを受け止めよう

 

 

さて、自分を大切にすることができてきたなら、『インナーチャイルド』を癒す実践編といきましょう♪

 

「インナーチャイルド」「癒す」とネットで検索すると、いろいろな情報や書籍、動画などが出てきます。

 

その中からご自身に合った方法を探してみるのもよいと思います。。

 

ここでは、特にヒステリックな親に育てられた人のための、セルフでできる『インナーチャイルド』の癒すイメージワークをお伝えします。

 

 

目の前でテレビを見るように、子ども時代、親がヒステリックに怒っている印象的な場面を思い浮かべてください。

 

そしてちょっとカメラを引いて、ヒステリックに怒っている親、怒られている子どもの自分、二人をイメージ画像にうつしてください。

 

怒られている子どもの自分は、どんな気持ちでどんな感情になっているでしょうか。

 

客観的に想像してみてください。

 

イメージの中で、画像の中に入っていき、大人の自分として子ども時代の自分に寄り添ってあげてください。

 

できそうなら、子ども時代の自分がどんな気持ちでどんな感情なのか、一緒に感じてみましょう。

 

そして特に、その子の感情を、今の自分の身体的な感覚で感じてようとしてみてください。

 

胸がきゅっと締まる、腹が痛む、肩が重くなるなど、があったら、そのままその感覚にフォーカスし、感情と身体のつながりを感じ続けてみましょう。

 

ある程度感じ続けたら、子ども時代の自分の本当の想いを探ってみます。

 

「もっと優しくしてほしかった」などの想いが出てきたら、「もっと優しくしてほしかったんだね」と想いを受け止めてあげてください。

 

子ども時代の自分がリラックスしてきたり、笑顔になってきたら、「もう大丈夫だよ、いつでもそばに行くから、必要なときは呼んでね。」と声をかけてあげて終了です。

 

 

うまくいけば、イライラが和らぐなどの変化が感じられると思います。

 

 

変化のスピード感を求める方は・・・

 

 

セルフで『インナーチャイルド』を癒すのは、お金もかからず、思いついた時にすぐできるというメリットはありますが、デメリットもあります。

 

 

『インナーチャイルド』は潜在意識深くまで根付いていることが多く、自分の力だけで解決しようとするには膨大な時間がかかります。

 

さらには、思い出せない『インナーチャイルド』は扱えません。

 

なので、ヒステリックな自分を早く変化させしたい、という場合は特に、専門家のサポートを受けたほうが良いでしょう。

 

では『インナーチャイルド』を深い部分から扱うと、どう変化する可能性があるのでしょうか。

 

自分自身の経験、そして長年のヒーリング経験から以下のように実感しています。

 

・感情の波を穏やかになったり、感情的になる時間が減る。

 

・自分で自分が変えやすくなっていく。

 

・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間が増えていく。

 

・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼できるようになっていく。

 

・子どものために何をしたらいいのか、感覚的にわかるようになっていく。

 

 

私は2009年から『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを提供しています。

 

ヒステリックだった私自身も、このヒーリングを受けたことが人生のターニングポイントになりました。

 

興味ある方はこちらのページをご覧になってみてください。

まとめ

 

 

母親のヒステリックな性格は遺伝するかどうかについては、確実な答えはありません。

 

ただ、母親のようなヒステリックな性格を受け継いでしまった、という人も、自身の『インナーチャイルド』を癒すことで、ヒステリックな性格を変えていくことはできます。

 

 

というか、ヒステリックというのはそもそも、生まれながらの本来の性格ではない、というのが私の見解です。

 

十年以上たくさんの人にセッションを提供してきていますが、『インナーチャイルド』などの心の傷、幼少期から抑え込んできた滞った感情エネルギーなど、成長過程でくっついてしまった要素たちがヒステリックにさせる主な原因と感じています。

 

 

本来のあなたは、感情に囚われてなくて、もっと楽しく、自由に子育てしているはずです。

 

もしよかったら、親から子どもへの負の連鎖を止めて、本来のあなたらしさを取り戻すサポートをさせてください。

 

ご連絡、ご相談など、お気軽にどうぞ。

 

 

 

 

 

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