子育ての悩みが、豊かに楽しく自分らしく生きることにつながっている
としたらどんな風に感じますか?
そう考えるとちょっとワクワクする、と感じたなら、これはあなたのための記事です。
私はヒーラー・カウンセラーとして十年以上、たくさんの子育て中の方をセッションしてきました。
そして子育ての悩みの裏側にあるインナーチャイルドが癒されることにより、子育ての悩み自体が減るだけでなく、人生そのものにおいて豊かに楽しく自分らしく生きる方向に進んでいく人を大勢見てきました。
ここでは具体的な例を挙げながら、子育ての悩みとどうインナーチャイルドが関わっているのか、なぜインナーチャイルドを癒すことで人生が変わるのか、そしてインナーチャイルドの癒し方をお伝えしていきます。
子育ての悩みの裏側にはインナーチャイルドが関わっている
・子どもと仲良くするよりもイライラすることの方が多い
・子どもの些細なことが気になる
・子どもに感情のまま怒ってしまう
・子どものことが心配
・子どもの将来をネガティブにイメージしてしまうことが多い
そんな、消したくても消せない感情を伴うような繰り返す悩みがあるなら、その裏側にはあなたの『インナーチャイルド』が絡んでいます。
子どもは親にとって自分自身の子ども時代を重ねやすいので、子育て中は特に『インナーチャイルド』(乳幼児期~成人するまでの間についた心の傷・満たされなかった想い)が刺激されることが多いです。
例えば、かわいい服やグッズ、女の子っぽいしぐさを好む娘に対し、イライラしたり、いちいち気になったり、このまま女丸だしの頭パーな大人に育ったらどうしようと心配になったりする母親がいるとします。
洋服を選ぶときはいつも喧嘩になり、反抗的な娘に対し、つい怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。
でも怒鳴ってしまった後で、言い過ぎたことによる子どもへのダメージが気になって仕方がない。
そういう場合、その母親は小さいころから「女であることに甘え、男に媚びたりしてはダメ、男に負けないように勉強しなさい」などと親に繰り返し言われて育ち、本当は女の子らしい恰好がしたかったのにズボンしかはかせてもらえず、女の子っぽく振舞うことはいけないことと我慢し続けたため、心の傷や満たされない想いが蓄積してインナーチャイルドとなっていることがあります。
そして女の子女の子したがる娘が、その時のインナーチャイルドを刺激し、なんとも言えないモヤモヤが湧いてきて、感情を刺激するのです。
子育ての悩みはそういった自分のインナーチャイルドに気づき、癒していくチャンスなのです。
インナーチャイルドを癒すとどうなる?
ではインナーチャイルドを癒すと、どう変化していくのでしょうか。
例をあげた母親が、女の子らしくあることに対してのインナーチャイルドを癒したとします。
すると、子どもが女の子らしくすることに対し、以前のようにネガティブな感情が湧いてくることがなくなります。
むしろ客観的に、かわいいな、と感じ、女友達のようにどの服が似合うか、キャーキャー言い合うような仲に変化するかもしれません。
悩みは解消し、子どもとの間の不穏な空気は消え去り、以前のようなストレスは減っていくでしょう。
また、子どもには関係ないところでも影響があるかもしれません。
今までほとんど着なかったスカートを着ることを自分に許せるようになるかもしれません。
内面からも女性らしいその人本来の柔らかさが出てきて、仕事や友だちづきあい、夫婦関係もスムーズになるかもしれません。
女丸出しで気持ち悪い、と今まで敬遠していたタイプの人と思わず仲良くなり、無二の親友になるかもしれません。
自分の中の女性性を認める重要性に気づき、自分と同じような人をサポートしていく仕事を自ら作り出すかもしれません。
すべて可能性に過ぎませんが、女の子らしくありたい娘に対しモヤモヤしていた頃よりずっと、豊かに楽しく自分らしく生きることにつながっていくでしょう。
インナーチャイルドの癒し方
ではどうやってインナーチャイルドに気づいて、癒していけばよいのでしょうか。
まず、最初に書いた
・子どもと仲良くするよりもイライラすることの方が多い
・子どもの些細なことが気になる
・子どもに感情のまま怒ってしまう
・子どものことが心配
・子どもの将来をネガティブにイメージしてしまうことが多い
のような悩みの裏側にはインナーチャイルドがあると捉えていいと思います。
どんなインナーチャイルドがあるのか気づいていくには、どんな時に感情的になるのか、子どもがどんな風になるとイライラするのか、子どもの将来にどんなネガティブなイメージが湧いてくるのか、など一つ一つの悩みを具体的にしていきましょう。
それから具体的にした悩みを一つピックアップし、自分の想いをそのまま素直に書き出します。
例に挙げた母親の想いを例にすると、
フリフリのカッコして何が面白いんだか。
かわいいグッズにうつつを抜かす暇があったら勉強しろ!
男に媚びるようなしぐさが気持ち悪い、ゾッとする
などなどの想いが出てくるかもしれません。
書きながら、湧いてくる感情を感じます。
例に挙げた母親の場合、主に怒りが出てくるかもしれません。
しかし怒りを感じつくすと、また違った想いや感情が湧いてくる可能性は高いです。
そうやって、どんどん深い想いや感情を掘り起こしていきます。
一通り書ききり、感情を感じきったら、同じような想いや感情を子ども時代に抱いていたことはなかったか、記憶をたどってみます。
例えば、「そんな女丸出しの恰好してたら、変な男につかまって、勉強しなくなって、不幸になるに違いない」などと自分の母親が言っていた記憶がよみがえってきたとします。
もしその記憶と一緒に、その時の自分の想いが出てきたなら、想いを書き出しつつ、その時感じていた感情を感じます。
もし何も出てこなければ、そのままにしておきましょう。
何も出てこないのに、深堀しようとすると、記憶を作り出してしまう可能性もあるからです。
コツは記憶をたどるときに、無理やり掘り出そうとしないことです。
ただ意識の光を当てておく、くらいの余裕がベストです。
そのとき出てこなくても、後でふとした時に思い出すこともあります。
それを繰り返していくうちに、徐々にインナーチャイルドは癒されてくるでしょう。
また文末にある無料でプレゼントしているE-Bookには、セルフでできるインナーチャイルドケアの方法をイラスト入りで詳しく解説しています。
本格的に『インナーチャイルド』を扱いたい人は読んでみてください。
まとめ
娘の女っぽいところに反応する母親を例にして書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
私の母も私にズボンや暗い色の服を着せるような人だったので、私に娘がいたら例に挙げた母親のような要素があったかもしれません。
そう考えると、女の子の子育ては、女性性に関わるインナーチャイルドと向き合いやすいと言えるでしょう。
子育ての悩みも、その裏側にあるインナーチャイルドに気づけるようになると、大きな変化のタイミングです。
子どものために、豊かに楽しく自分らしく生きるために、インナーチャイルドを癒していきましょう。
私は自分が受けて変化の実感があったヒーリング『インナーチャイルドを扱うヒーリング』を2009年から提供しています。
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